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ずぼら女子奮闘記

ずぼら女子がリアルでは言えないことを吐き出すブログ。

学部4年で就活する理系学生のためのヤバい教授・研究室の見分け方

今年も12月に入り、早くも来年の足音が聞こえてきそうな時期になりました。

この時期になると理系の学部3年生は研究室選びが始まります。学部内での心理戦が始まってるんだろうなぁ。

私の後輩も今研究室選びに悩んでる真っ最中みたいです。

 

今回は「大学院には進まず学部4年で卒業、その後就職」する人向けのことを書きたいと思います。大学院に進学し、研究を続ける人とは話の観点が違ってくる(そもそも院に進んでいないので、その次元での話ができる立場じゃないです)のでご注意を。

この先の内容は一個人としての見解であり全ての人に当てはまらないこと、また特定の人を攻撃するものではありませんのでご了承ください。

 

就活(公務員試験含む)に対する理解のある教授・研究室探し

最も大事なのはこれだと思っています。以前、以下の記事でもぼやきましたが、理系の場合「院に進学するのが当たり前、それ以外の選択肢はありえない」と考えている教授が多くを占めています。

大学にいる教授も「院に来るのが当たり前」と考えている人が大勢います。明言する人もいれば、なんとなくそんな圧力を出してくる人、エスカレートしてアカハラ*1まがいのことをする教授もいると聞きます。 

過去記事:読むに足らない大学のこと - ずぼら女子奮闘記より

もしそのような考えの教授の研究室に所属してしまった場合、教授との意見の食い違いなどにより就活自体をさせてもらえなかったり、研究室に居づらい状況になったりしてしまいます。(もちろんその考えを学生に「強要」してくる教授と、そうでない教授がいます)

現に私の友人で、研究室内でも院進学者が9割を占める研究室に所属しながら就活をした人はゼミ内で個人的に教授から嫌味を言われる(「お前は就活をしているからこんなに研究が進んでいないんだ、だから4年で就活するやつなんかあり得ないんだ」的な発言等)などは日常茶飯事だったそうです。とても辛そうでした。

 

それに対し、「就職・院進学は個人が決めること。就職を選択したら両立を頑張りなさい」というスタンスの教授・研究室もあります。このような研究室に所属すれば、堂々と就活ができるしただでさえストレスの多い就活時期に余計なことで悩まなくて済みます。

見分ける方法としては「学部卒の先輩が同じ大学の大学院に進学か、他大の大学院進学か、就職しているか、またその比率」です。学部学科によって院への進学率は差があると思うのですが、就職している人が数名いる研究室であれば比較的研究室の理解はあると思います。

逆に全員が院進学、もしくは就職している学生が1名、とかの研究室だとグレーだったりします。(必ずしもそうとは限りませんが)

もし可能であれば、就活した先輩に話を聞くのがベストです。私も最初はとある研究室(A研究室とします)に行きたいな、という気持ちがあったのですがA研究室にいた先輩から「就活するならA研究室は絶対にやめておいた方がいい」と強く言われました。その時はその言葉の深い意味は分からなかったのですが、今になって忠告を聞いておいて正解だと思っています。その先輩は卒業して就職しましたが、研究室生活は教授や先輩との関係にとても苦労していたみたいです。

 

人間的にヤバい教授じゃないか判断する

本当にこれも大事です。私は最初「自分のやりたい分野が勉強できればいいや、教授とはなんとかなるでしょ」と思っていましたが、必ずしもそうではないと感じました。

大学の中の研究室に居る教授は、自分が絶対的に強い立場であることから天狗になっている人も多くいます。研究室の中では自分が一番偉く、その時代が何年も何年も続いていたりします。大半の教授は「まともな感覚」を持っていると思うのですが、一部の教授は(どんなコミュニティに属していても一定数いるとは思うのですが)「話が通じない」くらいに狂っていたりします(しっくりくる言葉が選べなかったのであえてこの表現にしました)。

パワハラやアカハラを日常的にしてくる教授もいると聞きます。学生の話はろくに聞かず、全て自分の意見を押し付け、都合が悪いと無意味にキレまくったり人格攻撃して来たり。そんな教授と最初は上手くいっていたとしても、1年間の間、どこでほころびが出るかなんて分かりません。まして就活中にいざこざに巻き込まれたら就活どころじゃなくなってしまいます。

研究について右も左も分からない状態で、仮に教授から理不尽に見放されて指導の放棄などされたらたまったもんじゃないです、卒業できなくなっちゃうし。

そんなことをする教授はいないと願いたいですが、私の周りでも実際に聞いたことがある話なので多分どの大学にもある話なんだろうなと思います。

 

見分けるポイントとしては

  • 授業中の教授の言動に変な点がないか
  • 面談の際自分の話を最後まで聞いてくれるか、それに対してまともな返事が返ってくるか(自分語りと説教ばっかりしてこないか)
  • 休学してる生徒がいないか(留学など学問的な理由は除く)(教授との折り合いがつかなかったり、病気になったりして休学する学生も一定数いる)
  • 院生が極端に少なくないか(教授の元から学生がみんな逃げて院生が少ないパターンもある)

 

研究テーマやジャンルはその次に考える

上の2つのことに関して、条件をクリアした研究室の中から選ぶのが一番だと私は思います。テーマやジャンルよりも研究室内の「人間関係・環境」が良好かどうか、就活に最優先に取り組むことができるかどうかで決めるべきだと思います。研究室生活は1年、社会人生活は40年と考えるとどちらに力を入れるべきかは明確になるはず。

どうしてもこの研究がしたいんだ!という強い意志がある人はそちらを選択してもいいと思いますが、十分に考えたほうがいいと思います。というか研究したい人は院に進学しますよね…

 

研究室に入る前に教授・先輩に聞いておきたいリスト

教授編

<聞くことリスト>

  • 「就職活動」をする予定であることははっきりと伝える
  • 「就職か院進学か迷っている」状態の人はそれもはっきりと伝える
  • 先輩で就職した人は何名いるか、また就職先は(0名の場合、就活に理解がない可能性もある)
  • 先輩で院に進学した人は何名いるか、また進学先は(他大に多く輩出している場合、学生がめっちゃ優秀or教授から逃げて他大に進学してる可能性もある。その辺の判断が難しい)
  • 就活とゼミが被った場合、ゼミを欠席することは可能か
  • コアタイムなど存在するのか、就活がある場合そちらを優先しても平気か
  • アルバイト等の両立は可能か
  • (公務員試験と院で迷っている場合)公務員試験と大学院の併願は可能か、ダメな場合いつまでに進路を決定すればいいのか
  • ゼミ・卒論のスケジュールや年間の見通し
  • ゼミのシラバスなどがあれば受け取っておく*2
  • 学会などに参加する機会はあるのか
  • 飲み会や合宿はあるのか、またその頻度は

 

<チェックする点>

  • 自分の話を最後まで聞いてくれるか
  • 会話のキャッチボールができているか
  • 自慢話、説教ばかりではないか
  • 教授が期待する学生像と自分の将来があまりにもかけ離れていないか
  • 私生活への必要以上な干渉(アルバイトや帰省禁止等)はしてこないか(してくる場合、ブラック研究室の可能性高)
  • 過去の学生の愚痴ばかりではないか(愚痴が多いと本人へもっと強い口調で言っている可能性がある)
  • 就活に対する理解があるか、また就活した学生への不満を言ってこないか
  • 理不尽すぎること、人格的に否定するようなことを言ってこないか

 

研究室の先輩編

<聞くことリスト>

  • 先輩で就職した人は何名いるか、また就職先は
  • 先輩で院に進学した人は何名いるか、また進学先と理由は
  • 休学している先輩はいないか、またその理由は
  • 研究室と就活の両立は可能か(就活した人に話を聞けると良い)
  • 就活とゼミが被った場合、ゼミを欠席することは可能か
  • コアタイムなど存在するのか、就活がある場合そちらを優先しても平気か
  • ぶっちゃけこの研究室で就活は可能だと思うか
  • アルバイト等の両立は可能か、アルバイトしている人はどのくらいの頻度か
  • 毎日の帰宅時間はどれくらいか、週に何回研究室に来るか
  • 実験や視察などの頻度は
  • 実験は一人でできるのか、複数人で行うのか
  • ゼミ・卒論のスケジュールや年間の見通しは
  • 学会などに参加する機会はあるのか、金銭的負担は
  • 飲み会や合宿などあるのか、またその頻度は
  • 強制参加の飲み会はどれくらいか、お酒のペースや飲み方はどうか
  • プライベートで飲んだり遊んだりすることはあるのか
  • 教授との関係は、仲が良い悪い、話を聞いてくれるか等
  • 教授と今までトラブルになったことはあるか、理不尽なことを言われたことはないか

 

<チェックする点>

  • 先輩たちの雰囲気と自分が合いそうか
  • 仲が良さそうか悪そうか
  • 距離感が自分と考えているものと合いそうか
  • 研究室に何泊もしている様子はあるか(寝袋があちこちに転がってないか)
  • 研究室に清潔感はあるか、ごみはちゃんと捨てられているか
  • 電子レンジ・冷蔵庫・ケトルなどは常備されているか(研究室生活の上で結構大事)
  • 研究室からトイレなどは近いか
  • 同性の先輩はいるのか(いたら心強さはある)
  • 夜遅くまで電気がついているか(点いているとブラック研究室の可能性あり)
  • 部屋にネット環境・コピー機等はあるか(あると便利)
  • 強制参加の接待飲み会が頻繁に行われてないか、(お酒が弱い場合)自分でもついていけそうか(アルハラなどはないか)

 

さいごに

長々と書いてきましたが、なんといっても就活が気持ちよく行える研究室に入ることが重要です。逆に研究室選びに失敗してしまうと、今までは順調だったのに精神的に病んだりうつ病になったりして休学・退学してしまうケースもあると聞きます(実際にそのような先輩がいました)。

大学生活の中で一番重要な選択と言っても過言ではないので、それだけ慎重にかつ真剣に考える必要があると思います。気になってる研究室に足を運び、絶対に先輩・教授から一度は話を聞きましょう。百聞は一見に如かずです。自分ももっと先輩たちの話を聞いておけばよかったと何度も後悔しています。

これから研究室を選ぶ人の参考に少しでもなれば幸いです。

 

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*1:アカハラ=アカデミックハラスメント

*2:後々就活によってゼミを欠席する機会などがある場合のために貰っておくとよいらしい。万が一欠席日数などで揉めた場合シラバスが役に立つことがあるらしい