ずぼら女子奮闘記

ずぼら女子がリアルでは言えないことを吐き出すブログ。

小6で転校して不登校になりかけた私が二十歳を過ぎて思うこと

小学生の転校は低学年と高学年で全然違う

 

 

こんにちはすだちです。

私は小学校の時に転校経験が2回あります。

同じ関東地方ではありましたが、県をまたぐ転校でした。

小2と小6の春に2回。

小学校低学年の時の転校と、高学年の時の転校はまるで状況が違いました。

 

 

小2の転校は、近所に住んでる同級生が良くしてくれたこともあり、すぐに学校に馴染んだ記憶があります。

外で木登りしたり鬼ごっこしたりしてればあっという間に仲良くなれる年齢でした。

近所では学年の垣根を超えて幼稚園生~小学校高学年の子供同士で遊べる環境もあり、家に帰ったらすぐにランドセルを放り投げて外に遊びに行ってました。

小4,5あたりになってクラス内での女子のゴタゴタが全くなかったわけではありませんが大して気にするほどのことではありませんでした。

甘酸っぱい初恋も経験し、小学校時代では最盛期の楽しさを誇ってました。

 

 

このまま卒業するんだろうなーなんて子供心に思っていたけれど、まさかの親からの転校宣言。

軽くショックを受けましたが、「2年生の時に一度経験してるし大丈夫大丈夫」なん思ってました。

 

小5の3学期の始業式の日に担任の先生から「転校すること言っておく?それともぎりぎりまでみんなに言わないでおく?」と聞かれました。

最後の思い出作りをしたいなと考えていたのでみんなに報告した上で3学期を一緒に過ごすことに決めました。

始業式の帰りの会の時に先生が「今日はひとつ報告があります。すだちさんが、3学期の終わりで転校することになりました」とクラスのみんなに話してくれました。

そのときに「えー!」「まじかよう!!」「やだー」とクラスのみんなが言ってくれた時は子供ながらにちょっと泣きそうになった記憶があります。笑

ランドセルの陰に隠れて机に突っ伏したような気がする。笑

 

お別れ会をやってもらったり色紙をもらったり、心残りはありましたが、新生活がんばろう!思いながら転校した記憶があります。

 

小6転校初日のリアル

 

 

さて、小6転校初日。

転校先の小学校は5年から6年のクラスが持ち上がりでした。

となると、クラスの人間関係が完璧にできあがっている状態。

小学校高学年にもなると人間関係は複雑になっています。

特に女子。女子が強い。怖い。

 

始業式で全校生徒の前に立って紹介してもらった後、教室に行ったら「席はとりあえず自由席よ~」と担任に言われました。

まじかよ!どこ座ればいいんだよ!友達いないよ!!

空いてた席に適当に座ります。

すると、隣にある女の子が座ってくれました。

その子は学級委員とかバリバリやるようなタイプの女の子。

自己紹介をしてくれて、色々教えてくれました。

 

休み時間になると、やはり転校生には興味がありますよね、クラスの女子が自分の席の周りをわっと取り囲んで一人ずつ名前を言っていきます。

「○○だよ、よろしく!」

「△△だよ、仲良くしようね!!」

怒涛の自己紹介ラッシュ。いやいやそんな一度に名前なんて覚えられないっつーの。

 

一通り自己紹介をして満足した彼女たちは、自分たちのグループへと帰っていく。

隣に座ってくれた子はとても優しくて、何かと自分のことを気にかけてくれるのですが、もともとあったグループの邪魔をしてはいけないな、と内心遠慮もしてしまいなかなか心を開けずにいました。

転校生で面白くない自分と一緒にいるより、元から仲良かった友達といるほうが楽しいよね、邪魔しちゃってごめんね、と。

今思うとそんなに卑屈にならなくてもいいじゃないの、と思うのですが小6の自分の中にはそのような感情が支配していました。

 

もう学校に行きたくない

 

家に帰って、転校前の小学校の友達を思い「あー戻りたいなー一緒に遊びたいなー」と何度もさみしくなりました。

わかり易く言えば、田舎から都会(都会と言っても、めっちゃ都会なわけではない)への転校でした。

女子も転校前の学校より、転校先の学校の子のほうがませてたんだと思います。

 

特段いじめられていたわけでもありませんが、どうしても一人になってしまうことが多く、クラスにも馴染めず(逆に同じ状況でストレスを感じずにすぐ馴染める人がいたのならその人は適応力が高すぎです、少し分けてほしい)、次第に「学校に行きたくない」という感情が自分の中を占めるようになりました。

 

朝起きるとおなかが痛くなる。

もしくは気分が乗らない。

学校のことを考えると胃がキリキリする。

学校に行っても楽しくない。

 

次第に学校を休みがちになっていきました。

親にはものすごく心配をかけたと思います。

 

何度も理由を尋ねられましたが、自分でもうまく説明ができない。

ただ「おなかが痛い」ということしかできませんでした。

 

小学生の頃は自分の世界が学校のクラスにしかなくて、そこでの生活が自分の全てでした。

うまく適応できない、クラスに馴染めない、友達がいないわけではない、クラスでうまくいってないことを認めるのが恥ずかしい。

特に、「クラスでうまくいっていないことを認めるのが恥ずかしい」という感情は当時の自分の中の大部分を占めていたと思います。

 

クラスでうまくいっていない=自分は馴染めないダメな子=親にも嫌われちゃう…?=自己否定

みたいな感じです。

 

「母親の涙」

 

ある日、ついに母親に泣かれてしまいました。

「すだちは何が心配なの」

「どうして学校にいけないの」

「いじめられているんじゃないの」

「私にできることがあるならなんでもするよ、先生にも相談するよ」

「何も言ってくれないんじゃわからないよ」

 

普段元気で優しい母親の涙は、今まで見たこともなくものすごく衝撃的でした。

それと同時に罪悪感が襲ってくる。

 

「こんなに心配をかけてしまっている」

「どうしよう自分のせいだ」

「お母さんを悲しませたくない」

「学校に行かなくちゃ」

 

自分が変わった一番のきっかけは「母親の涙」だったと考えています。

 

不登校解消?

 

毎日元気に登校できていたかと言われたらそれは疑問でしたが、次第に学校に行く日も増えていきました。

学校に行けば、少しずつ友達も増えていきます。

小学校なんぞ特に「グループ学習」やら「班活動」やらがたくさんあります。

担任からのプレッシャーがかかっていたのかどうかは知りませんが、話しかけてくれるクラスメイトも増え、だんだん学校生活が楽しくなっていきました。

  

完璧に楽しかったとは言えませんでしたが、どうにか不登校状態を脱して無事に卒業することができました。

クラスメイトにもいい人が多かったんだと思います。

 

小6女子転校生の現実

 

ただ正直に結論を言うと、どこかのグループに完璧に属することはできませんでした。

仲良くしてくれる人たちはいたものの、やはりそのグループ内だけの共通の話題や秘密に触れられる機会はほどんどなかったのではないかと。

移動教室には困らない、休み時間はたまに困る、卒業旅行には行けない。

これくらいの距離感です。

 

近所に住むクラスが違う友人と、ディズニーに行けたのでまあよかったのかな。

 

 

 

 

 

卒業しちゃえばこっちのもの

 

 

 

こんな状態で、小学校を卒業したのですが、中学校生活は最高に楽しいものになりました。

通っていた小学校からは私立に行く人以外全員持ち上がり+隣の小学校から全学年の2割程度の人が入ってくる、みたいな状態でした。

クラスを見渡せば7~8割は同じ小学校出身の人。

 

顔なじみの人も多くいましたが、クラスが変わると人間関係も一度リセットされるものです。

小学校の時に同じクラスだった人も6,7人はいましたが、中学に入ってからは逆にその人たちとはめちゃくちゃ仲良くなり今でも付き合いのある友人になっています。

中学生活はゴタゴタもありましたが、総じて楽しいものでした。

 

今悩んでる人へ

 

 

 

 

もしかしたらこの文章を読んでくれた人の中には「実際に転校先で悩んでいる」「これから転校するのだけど馴染めるか不安」な方がいらっしゃるかもしれません。

子供かもしれないし、親御さんかもしれない。

 

親御さんへ

 

子供の性格にもよるかもしれませんが、無理やり学校にいかせるようなことはできたらしないでくれると嬉しいです。

子供から無理やり話を聞き出すのでもなく、子供が話そうという素振りを見せたら話を最後までじっくり聞いてほしい。

否定しないで聞いてほしい。

自分くらいの年齢になると学校が全てではないことは知っているし、今まで生きてきた経験から「これくらい大したことないよ」と言いたくなることがあると思います。

でも、子供の視点からはそんなことを言われても困るのです。

「大したことありすぎる問題」だからです。

 

私の場合、自分が変わったきっかけは「母親の涙」でした。

 

  • 子供には言わずに学校側に相談する
  • 担任の先生に学校の様子を聞いてみる
  • 同じような悩みを持つ親同士のセミナーなどに参加してみる

などの行動がとれると思います。

母親も私の知らないところで、このような行動をとっていたようです。

 

自分自身のことではないし、もどかしさもあるかもしれませんが、子供の心に寄り添ってもらえると嬉しいです。

 

転校先で悩んでる小学生へ

クラスに馴染めないのってつらいよね。

友達もなかなかできないしね。

学校に行きたくなかったら無理に行く必要はないと思います。

だけどお母さんやお父さんはすごく心配してるだろうから気持ちに余裕ができたら「学校に行くのがつらい、うまく馴染めない」と一言伝えられたらいいと思います。

直接言うのが恥ずかしかったり辛かったら手紙を書いてみるのもいいと思うよ。

 

気分転換に転校前の友達に連絡してみるのもいいと思うし、読書やスポーツや映画を楽しむのもありだよね。

 

今のクラスで一生過ごすことはありえません。

月日は必ず過ぎるし、4月になればクラス替えもあります。

中学校にあがるときに他の中学に行ってもいい。

クラスや学校が変わると、新鮮だしクラスに馴染むのも転校直後よりはすごく楽になると思います。

 

今はすごくつらいかもしれないけど、時間がたてばきっと楽しいことが待っているので(自分は中高大とすごく充実した人生を送っています)頑張って耐えてください。

耐えられないなら逃げてもいいです。

図書館とか保健室とか、カウンセラー室とかきっとどこかに居場所はあるから。

 

義務教育だし、教室に行かなくても卒業はできるよ。大丈夫。

 

 

最後に

 

 

4000字を超える長文になってしまいましたが、今だから書けることを書いてみたつもりです。

中にはいじめを受けていて自分よりはるかにつらい思いを経験してる人もいるかもしれません。

そのような人からしたら気に障る文章になっているかもしれません。ごめんなさい。

 

最後に、今となっては自分の中では転校経験はプラスにとらえています。

さみしい思いをしたおかげで、自分のクラスに転校生がやってきたときやコミュニティに新しく入ってきた人がどのような言葉をかけてもらえたら嬉しいか、などは少しは分かっているつもりです。

きっとこの先の人生でも役に立ってくれるはず。

 

友人の大切さもひしひしと感じています。

辛いときに手を差し伸べてくれた友人は本物であり、一生の宝物です。

 

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。